WCSC28 elmoアピール文書 1. elmoについて  elmoは主に評価関数に改良を加えたソフトです。  Apery/やねうら王を主に利用しています。   <以前の内容>   WCSC26: 自己対局の勝率に基づいて評価値生成       →とても弱かった   WCSC27: 自己対局時の勝敗と深く読んだ時の評価値を用いて評価値を更新、        大規模(50億局面)学習       →優勝:やねうら王/Apery等で採用! 2. 評価関数  昨今のコンピュータ将棋は500点程度差がつくと逆転するのは難しいので、  序盤を含めた評価値の近い「競っている局面」を手厚く学習する方向で進めています。  学習部分の変更も色々試しているのですが、良くも悪くもあまり変わらず悩ましいです。 3. 定跡生成  定跡抜けたら負け確定でしたとかツラいじゃないですか。  勝敗への影響が大きい割に今までなおざりにしていたので、  評価関数と同じような方法で作るようにしました。  (自己対局→勝敗+評価値を利用して評価) 4. 利用ライブラリ  やねうら王:   対局時と定跡生成で利用しています。定跡に互換性が無いので少し手を入れています   採用理由:探索部分が優秀なため。既存拡張機能の流用  Apery:   評価関数生成と定跡生成で利用しています。   また、評価関数もAperyのものをベースに更新しています。   採用理由:評価関数(および学習部)が優秀ため。既存拡張機能の流用  Qhapaq/tanuki-:   評価関数を混ぜて使おうかと思っています(多分使います)。   採用理由:評価関数が強いため 5. その他  ビッグウェーブに乗れませんでした