うさぴょん3 アピール文書 元々「うさぴょん2」系列は、「なのはmini」(StockFishを将棋化したもの)を ベースに、StockFishの最新のコミットを取り込み、 KPPT型の評価関数を用いていました。 今回の「うさぴょん3」は、「なのはmini」ベースではなく、 StockFishを独自に将棋化しようとしています。 (「れさぴょん」のコードを使って将棋化する感じです。 結果、ものとしては、「なのはmini」によく似たものになりそうです。) また、評価関数については、独自のものを作ろうとしています。 (こちらは、うさぴょん2に独自の評価関数を入れて実験しています。) 4駒関係は、以前Aperyの平岡さんが挑戦してみた結果、遅くて 採用を取りやめた経緯がありますが、私も追試してみました。 やはり、遅すぎてそのままでは使い物にならないようです…。 (何か速度的に工夫できる点が見つかれば良いのですが) 探索速度だけを考えると、2駒関係+α 等が高速で良い感じなのですが、 2駒関係だけですと、今実験している範囲では伸び悩んでいます。 +α の部分に何を入れれば良さそうなのか、悩んでいます。 (技巧の真似をするのがお手軽かも知れませんが) 非線形の評価関数には以前から興味はあり、高速に差分計算出来るようなものを 考えようとしています。 (NNUEに似たような実装になってしまいそうですが) というわけで、まだまだ実装も含めてこれから、という感じです。 何故か2月から仕事が滅茶苦茶に忙しい状態に陥っており、土日にも 将棋のプログラムの方は進められていない(仕事してたりする)状況で、 選手権直前まで頑張ってみますが、突然のキャンセルがあり得る状態です。 …アピール文書ではなくて、近況報告のようになってしまいましたw